空中の村を
創った3つの理由
About Me
1992年、フランスのアルプス山脈に生まれ2014年に来日し「関西学院大学」に入学しました。
卒業後、日本の豊かな森林を活用した新活動を模索し、2016年11月から奈良県十津川村の地域おこし協力隊として活動を開始しました。
活動の中で、林業の目的は生産のみならず、防災、生物多様性の維持、森林のレクリエーション機能を発揮させるなど、ヨーロッパ式の森林管理方法を学びました。
十津川村でも同じような森林管理や活用ができるのではと考え、「空中の村」の設計及び建設に携わり、2020年4月より運営しています。
空中の村を創った3つの理由

新しい森の利用方法を広めたい
日本全地方で林業は破綻している事を知り、「もったいない資産だ!」と思いました。
山の使い方としては木材生産以外のことも考えられます。
例えば水源や生物を豊かにし、土砂災害を抑え、人々の心を癒すなど様々な役割を果たしてくれます。
フランスでは、レクリエーションのような森の利用方法が特徴的で、「十津川村でもそういったレクリエーションを作れないか?」と2017年に検討し始めました。日本にもそういう場が広がれば良いなと考える次第です。

山での新しい遊び方を知ってもらいたい
私は日本で生活する上で、日本の大人たちは山で遊ぶという感覚を持っていない事に気が付きました。特に十津川村では目の前に山があるのに入ろうとしません。もしかすると、山や自然での遊び方を知らないのかもしれません。そこで私は、山や自然での新たな遊び方を老若男女問わず沢山の方々に知って頂きたいと思い、空中の村の建設に至りました。

自分の好きな職場を作りたい
私の好きな職場を作りたかったです。毎日、自然の中で仕事して、身体を使って木を登ったり、来園者と話したりすることが理想的な仕事だと思っています。